【FP1順位:F1オーストリアGP】フェルスタッペンが最速もトラブル発生で赤旗!角田裕毅は再びトップ10圏内に
F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の初日、フリー走行1回目が行われた。天候は晴れ、気温24℃、路面温度41℃、湿度58%だ。 ●【2024F1第11戦オーストリアGP】フリー走行1回目のタイム差、周回数/タイムスケジュール・全セッションの結果 今週末はスプリント週末のため、これが最初で最後の唯一のフリー走行となったが、トップタイムはレッドブルのホームGPに臨むマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 9番手 角田裕毅(RB) 12番手 セルジオ・ペレス(レッドブル) 16番手 ダニエル・リカルド(RB) セッション中盤過ぎ、大勢のオランダファン「オレンジ・アーミー」が応援に駆け付け気合いの入るフェルスタッペンにセクター3で異変が発生、パワーが無くなりホームストレートで止まって赤旗が出てしまった。すぐにマシンはピットに押し戻されセッションはすぐに再開、唯一となる貴重なフリー走行のロスタイムは最小に留まった。 このトラブルに対して、レッドブル陣営は苦笑いをするような場面が映されており、深刻な問題ではなさそうだ。それを裏付けるように、フェルスタッペンはすぐにコースに復帰している。 角田裕毅は、DAZNの番組内でアップグレード前と後を「2台で試す」と明かしていたが、どちらが新バージョンを試しているのかは言及を避けていた。FP1での角田とリカルドは0.383秒差となっており、これがパーツの差なのか、セッティングが決まっていただけなのか。この後、データを照らし合わせながらどちらのバージョンで行くのか決めていくことになるだろう。 ■フリー走行1回目:F1オーストリアGP 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 2 O.ピアストリ(マクラーレン) 3 C.ルクレール(フェラーリ) 4 C.サインツ(フェラーリ) 5 L.ハミルトン(メルセデス) 6 E.オコン(アルピーヌ) 7 L.ストロール(アストンマーティン) 8 G.ラッセル(メルセデス) 9 角田裕毅(RB) 10 F.アロンソ(アストンマーティン) 11 P.ガスリー(アルピーヌ) 12 S.ペレス(レッドブル) 13 L.ノリス(マクラーレン) 14 G.ジョウ(Kickザウバー) 15 V.ボッタス(Kickザウバー) 16 D.リカルド(RB) 17 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 18 A.アルボン(ウィリアムズ) 19 K.マグヌッセン(ハース) 20 L.サージェント(ウィリアムズ)