<心一つに>龍谷大平安・選手紹介 第1部/7 中軸担う高い打力 平中清太郎選手(2年) /京都
出身地の兵庫県は地元の姫路市のほか、神戸市や阪神間に強豪校がひしめく。他校からの誘いもあったが「甲子園に出られる確率が高い」と考え、京都随一の伝統校を選んだ。 新チームまで、ポジションはほぼ一貫して捕手。しかし、右肩の不調もあって打力を生かせる一塁手に転向した。府大会3位決定戦では、延長十回に近畿地区大会出場を決めるサヨナラ適時打。3番を任された近畿大会は、準決勝の大阪桐蔭戦で一回に先制の適時二塁打を放つなど3試合で6打点を挙げた。持ち前の勝負強さを発揮し、中軸を担う打者というイメージがチームに定着した。 守備は「急造」だったが、捕手の経験を生かしてワンバウンドの送球も確実に処理し、昨秋は失策ゼロで乗り切った。1歩目の動き出しを早く、少しでも守備範囲を広げようと練習に取り組む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学 兵庫県姫路市立東中(2)身長168センチ・体重69キロ・右投左打(3)今年の目標 甲子園優勝(4)好きな野球選手と理由 野村克也さん(元南海など)「負けに不思議の負けなし」などの名言が好き(5)好きな食べ物 肉 〔京都版〕