愛媛県西条市の養鶏場で今季2例目の鳥インフル感染確定
愛媛県は19日、西条市の養鶏場で前日に発生した高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例について、遺伝子検査で陽性と確認したと発表した。家畜伝染病予防法に基づき、鶏舎11棟で飼育する採卵鶏約11万羽の殺処分に着手する。1週間ほどかかる見通し。 県内で今季2例目の発生となり、10日に同市で感染が確認された養鶏場と隣接している。10日の関連では計23万1千羽の殺処分を17日に終えたばかりだった。 県は19日朝、防疫対策本部会議を開催。中村時広知事は「続発を踏まえ、いつどこで発生するか分からない状況であることを再認識し、他地域でも監視態勢の強化を願う」と指示した。
愛媛新聞社