水道管凍結の“防ぎ方”「水出しっぱなし」で料金は…凍結した時の“NG行為”も
大雪や強い寒気が予想される中、注意する必要があるのが、水道管の凍結や破裂です。水道管凍結の防ぎ方に「少量の水を出しっぱなしにする」という対策がありますが、水道料金はどれくらいかかるのでしょうか。 【写真を見る】水道管凍結の“防ぎ方”「水出しっぱなし」で料金は…凍結した時の“NG行為”も ■水道管が凍結する気温は?凍結を防ぐには? 高知市上下水道局によりますと、水道管の凍結・破裂は、気温がマイナス3度からマイナス4度程度で起きやすいということです。特に重要なのが「水道管が直接外気に触れないようにする」ことだといいます。 屋外にある蛇口は、全体をタオルや布などで覆うことで、凍結防止対策となります。この際に大事なのは、濡れていないものを使うことです。 ホームセンターなどで購入できる保温材で水道管をカバーすると、より効果が高いといいます。 また、水を流し続けることも有効です。屋内でも屋外でも、蛇口から箸1本分ほどの太さの水を流し続けることで凍結対策になります。水を出し続けると、「水がもったいない」「お金がかかるのでは」と思う人もいるかもしれません。一体、いくらくらいかかるのでしょうか。 ■「水を出しっぱなし」にした時の水道料金は? 水道局によりますと例えば一般家庭で箸1本分の、少量の水を12時間流し続けた場合の使用量は約360Lで(お風呂は1回約200L)水道料金は数百円程度だといいます。水道管が凍結・破裂した場合の修理費用は、数千円から1万円以上かかることもあるということですので、比べると少額にはなります。 ■水道管が凍結…やってはいけないことは そして、万が一、水道管が凍ってしまった場合にやってはいけないのが、「熱湯をかけること」。自然解凍でない方法としては、水道管にタオルにかけて、お風呂のお湯くらいの温度のぬるま湯をかけたらよいということです。 これらの対策をしても、水道管が破裂することもあります。ペットボトルに水を入れて凍らすとパンパンになるように、凍って体積が増えることが原因です。水道管が割れたり、接続部分が破損したりしてしまったら、まずは、「水を止めること」です。どうやって止めるか、知っていますか?