ジャイアンツの“熱意”は…巨人、ドラ1指名を公言した歴代選手(6)“超目玉”に5球団競合で…?
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に開催。今年のドラフト会議ではわずか1球団のみだったが、事前に1位指名を公表するケースも少なくない。特に読売ジャイアンツは、1位指名を公表する年も多い。そこで今回は、巨人が1位指名を公言した現役選手を紹介したい。
田中正義(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:188cm/93kg ・生年月日:1994年7月19日 ・経歴:創価高 - 創価大 ・ドラフト:2016年ドラフト1位 2016年ドラフトの目玉選手となった田中正義。読売ジャイアンツが1位指名を公言していたが、5球団が競合し、交渉権を逃す結果となった。 創価大では2年時から主戦投手となり、3年時には大学日本代表に選出。最速156キロの剛速球で大きな注目を集め、早くからドラフト1位候補に挙げられていた。 広島東洋カープ、千葉ロッテマリーンズが田中の指名を公表し、巨人もドラフト前日に1位指名を公言。ドラフト会議では5球団が競合し、くじ引きの結果、福岡ソフトバンクホークスへの入団が決まった。 しかし、プロ入り後は故障に悩まされ、目立つ活躍ができないまま、2022年オフにFA移籍した近藤健介の人的補償で北海道日本ハムファイターズに移籍。 新天地では守護神に抜擢されるなどブレイクを遂げ、昨季は47試合登板、2勝3敗25セーブ8ホールド、防御率3.50の好成績を収めた。 今季も53試合の登板で4勝4敗20セーブ16ホールド、防御率2.17とフル回転の活躍を見せた。
ベースボールチャンネル編集部