【F1】「メキシコではいつもこう…」 角田裕毅、スタート直後のクラッシュに失望と謝意! 元ドライバーは「彼は何も悪くない」と擁護&専門メディアは「忘れたい週末」
各国専門メディアの報道を見ると、オランダのF1専門サイト『RN365』が「忘れたいメキシコシティでの週末、角田は24時間で2回目のクラッシュに巻き込まれた」、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「日本人ドライバーはスタート直後の接触に巻き込まれた。ユウキは最悪の結果を招いてしまい、これでファエンツァのメカニックたちの努力は無駄になってしまった」と、それぞれ伝えた。 英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「メキシコGPでの勝者と敗者」と題した記事で「敗者」に選定したローソンに言及する中で、「ハースが好成績を収めている中で、RBはローソンが生産的でないレースをしてはならなかったし、角田がクラッシュで自身とチームメイトの予選を台無しにし、決勝の1周目に壁に激突する必要もなかった。特に、フリー走行で車がかなり速く見えたことを考えると……」と綴っている。 そして、同国のF1専門サイト『F1 OVERSTEER』は、元ドライバーのマーティン・ブランドルがコメンテーターを務めるスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で「ガスリーがアルボンを押し込んでいた。ユウキは、ここでは何も悪いことはしていないと思う」との見解を示したことを紹介するとともに、角田について「不運なドライバー」と表現した。 同メディアは、角田にとってメキシコGPが「力強さを示す必要があった週末」だったと指摘。また彼の去就にも触れ、「来季のレッドブルのドライバー候補は、メキシコでは3回のフリー走行で驚異的な速さを見せたが、予選では自身とローソンのQ3進出のチャンスを台無しにしてしまった。角田は、昇格のために今季のレースでローソンとセルジオ・ペレスの両方を上回る必要があることを知っているが、残念ながら、今回の彼のコントロールを超えた大きなクラッシュは、彼にとって何の助けにもならないだろう」と指摘している。 構成●THE DIGEST編集部
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