木村ミノル「勝てば僕がエース。YA-MANにはプロデューサーに専念してもらって安保瑠輝也を連れてきてほしい」【FIGHT CLUB.2】
元K-1WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が「FIGHT CLUB.2」(10月5日、会場非公表/ABEMA PPVで全試合独占生中継)に出場する。「FIGHT CLUB」は初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がプロデュースするオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に特化した格闘技イベント。木村はそのYA-MANとメインイベントで対戦。初めてのOFGマッチに臨む木村に話を聞いた。 ◆ ◆ ◆ 今回の試合はYA-MANのインスタライブでの視聴者からの「木村ミノルにオープンフィンガーで勝てますか?」という質問にYA-MANが「余裕でしょ。俺が逃げるわけがない」などと発言したことに木村が反応したことがきっかけで実現した。 9月18日の会見で対戦が発表されたのだが、そこで木村はそれまでの「気持ちが弱い。臆病」といった自分に向けられたYA-MANの言葉をあっさり認め「僕とは真反対」「僕は弱い心があるのかもしれない」などと発言。 会見で自らのメンタルの弱さをあっさり認めるという光景はなかなか見ないのですが、これはどういう心境から? 「YA-MAN選手は僕の気持ちの弱い部分を弱点としてとらえていると思うんですが、僕はその弱点を隠していたつもりもないし、あるいはその弱点があるからこそ、みんなが僕にパンチ勝負を挑んできて、それで僕が勝てたと思っている試合が多いんです。なので、そこも1周回って僕の武器の一つになっていると思っているんです。そういうスキを見せるのも勝負を混乱させることの一つにもなると思うので。だからそういう意味でも“分かっているよ。僕はそういうところはあるけど、それも武器になっているよ”という、自分で分かっているからこそ、逆に言ったというところもあります」 メンタルの弱さを指摘されていた時期はありました。しかし途中からそういうことはあまり感じさせないファイトを見せるようになっていたと思うのですが、自分では変わらず抱えていた問題? 「ありがとうございます。そうですね。最近は“自分はそういう人間だ”ということを怖がらずに出すようになったので。そうしたら、それの使い方を覚えたというか。弱気の部分は試合でも出るんですが、そういうもののコントロールの仕方というか“弱気なところが出ても大丈夫。自分はそういう人間だから”というように思考を変えたのは大きいですね」
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