伝説元世界王者のラリー・ホームズが急浮上タイソン対ホリフィールド3度目対決に注目発言「彼は悩まされる」「現役トップ10と戦う可能性も」
3度目対戦が実現すれば、おそらく短いラウンドでのエキシビションマッチになるのだろうが、ホームズは、この試合の先にある可能性についても言及した。 「彼らは自分たちが持っているものを見せるチャンスがあり、状態が十分に良ければ、おそらく(現役)ヘビー級でトップ10の誰かと戦うチャンスを得ることができるだろう」 両者のエキシビションマッチが正式な現役復帰へのステップになるというのだ。 タイソンは2005年のケビン・マクブライド(米国)戦を最後にリングに立っていないが、ホリフィールドは、2014年まで現役を続行していた。53歳と57歳のボクサーが現役復帰することには、ライセンスが下りるかどうかの問題も含めて疑念が浮かぶが、2002年に52歳で試合をしているホームズからすれば“可能性はゼロではない”と感じるのだろう。 モハメッド・アリとの“キンシャサの戦い”でボクシング史に名を残し45歳9か月のヘビー級の最年長王座獲得記録を持つジョージ・フォアマン(71)も、「タイソンが合宿に入り、約10か月間、トレーニングに専念できるのなら(公式戦に)カムバックできる。本物のトップコンテンダー(最強挑戦者)になれるかもしれない」と、太鼓判を押していた。 エキシビションマッチとはいえど、真剣勝負になりそうな「タイソンvsホリフィールド3」の行方にボクシングファンだけでなくヘビー級のレジェンドたちも注目している。