「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art」にフォーカス関連の不具合、無償での再調整に応じる
株式会社シグマは12月19日(木)、交換レンズ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art」にフォーカスに関する不具合の存在があると告知した。対象の個体について、無償での再調整を行う。 フォーカスモードにかかわらず、「ワイド側で無限遠に合焦しない」「合焦精度が落ちる」といった現象を確認したという。 専用ページで製品のシリアルナンバーを入力することで、該当する個体かどうかを確認できる。 該当するシリアルナンバーの製品以外は該当しない。該当する場合は、無償で再調整を実施するという。その際の申し込みは「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art 送付用資材依頼フォーム」から。 「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art」は、シグマが同社製品のフラッグシップを標ぼうする大口径標準ズームレンズ。FLD6枚、SLD2枚、非球面レンズ5枚を使用した15群19枚のレンズ構成をとり、同社のレンズには珍しい絞りリングを搭載。従来比で3倍の最大駆動速度を実現したという、リニアモーターHLA(High-response Linear Actuator)をAF駆動用に採用する。発売は5月。実勢価格は19万5,000円前後。対応マウントはソニーE、L。
デジカメ Watch,本誌:折本幸治