小池知事、オンラインで「ウィズコロナの選挙活動」公務優先とも強調
東京都の小池百合子知事は12日、記者会見し、再選に向けて都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)に立候補する意向を表明した。選挙戦では人が密状態になるような街頭演説を避け、インターネットを使ったオンラインによる選挙活動を展開していくと話した。 【会見ノーカット】小池百合子都知事が記者会見 再選出馬を表明
小池知事は「新型コロナウイルスとの闘いというのは終わったわけではない。これからがむしろ始まりかと思う。そのための第2波への備え、これを行っていく。この戦いに打ち勝たねばこれからのウィズコロナ、ポストコロナの東京を描き切れない」と指摘した。 そして「その意味で選挙戦の間も私自身が街頭で(演説し)人が集まって密になるというより、オンラインによる、ウィズコロナ、ポストコロナの選挙を展開していきたい。これからのオンライン選挙と言うのはこういうものなんだという1つのモデルケースを作ることにもチャレンジしたい。これまでオンラインを使った選挙などということはほとんど考えられなかったと思うが、そういう形での選挙戦になろうかと思う」と述べた。 また、「もちろん現職なので公務を優先させていただく。そのような選挙戦を進めていきたいと考えている」とも語った。