<二宮和也>前作の渡海は「実は良い人」 新たな主人公・天城は「自由奔放」 「ブラックペアン」シーズン2を語る
二宮和也さんの主演で、6年ぶりにTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で復活するメディカルエンターテインメント「ブラックペアン シーズン2」が7月7日にスタートする。シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じた二宮さんは、シーズン2では心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者、天城雪彦という別キャラクターを演じる。この異例の設定が発表されると、SNSでは大きな話題となった。二宮さんに渡海と天城の演じ分けや6年ぶりの現場の様子について聞いた。 【写真特集】今度はどんな悪魔? ニノが演じる天城を語る! 楽しみ過ぎる第1話の場面カットを先取り!!
◇「ブラックペアン」といわれると「あの頃の感覚が戻ってくる」
「シーズン2」の話を聞いて、「6年もたっていたのかというのと、同時に(続編は)やらないのかなと思っていたので、シンプルにびっくりしました」と話す二宮さん。
6年の間にさまざまな経験を経たが、「『ブラックペアン』といわれると、あの頃の感じが戻ってくるというか」と不思議な感覚になるという。
「6年前と同じやり方をしていて、現場がそれを許してくれているのが一番大きいんですけれど、僕は現場に入って、空気を見て出てくるもので勝負したいタイプではあるので、それを良しとしてやらせてくださるスタッフの方の力と、それに対応してくれる共演者の方たちがいて、『ブラックペアン』の現場に戻ってきたなという感じがして、むしろ懐かしさすらあったといいますか。不思議な感覚でした」
◇天城は「TPOに合ったムーブをあえてしていない」
主人公の役柄が変更になると聞き、「僕自身は、これも不思議な感覚ではあったんですけれど、いろんなことができるのかなというふうに捉えていました」と枠にはまらない考え方を示す。
前作と同じ世界観の中で、別のキャラクターを演じる難しさはないのだろうか。
二宮さんは「ビジュアルも違いますし……。僕としては『渡海先生は実は良い人だったんだな』と思うことができた」といい、「今回の天城先生の方が自由奔放にしている」と明かす。