森保一監督と「指揮官をもっとも知る男」佐藤寿人氏が対談!チームの現在地やマネジメントに迫る「これまでとは全く違うフェーズにいる」|日本代表
【日本代表・ニュース】アジアカップを目前に控えるサッカー日本代表の森保一監督と、かつてサンフレッチェ広島で5シーズンにわたってともに戦い、3度の優勝を成し遂げた「指揮官をもっとも知る男」佐藤寿人氏が対談した。 ●【森保一監督×佐藤寿人|対談インタビュー 前編】森保一×佐藤寿人 ―ワールドカップ制覇への現在地―|AFCアジアカップ
2023年、第二次森保JAPANはかつてない強さを見せつけ、「歴代最強」との呼び声も高い。そんな日本代表を作り上げた大きな要因と言われるのが、森保監督の「プランニング」と「マネジメント」。今や2026年のワールドカップ優勝を目標に掲げる日本代表だが、それを達成するための森保監督のプランとチームの現在地、そして選手たちからも度々賞賛の声が聞かれる森保監督のチームマネジメントを佐藤氏が迫った。 再始動1年目を8勝1分1敗で終えた森保ジャパン。そんな中、森保監督は一番印象に残っている試合を聞かれて9月のドイツ戦と主張。その理由を説明した。 「カタールのW杯でドイツに勝って、今度はドイツのアウェイで相手が連敗できない強いモチベーションを持って試合に臨んでくる中で、我々がどう戦えるか、どう力を示せるかというところだった。そんなアウェイの厳しい中で勝ったことが、その後のさらに大きな自信になったのではないかなと思います。それはその場にいた選手やスタッフだけでなく、日本のサッカーファミリー全体で、日本はやれる、日本は世界で戦えると自信に思ってもらえた試合かなと思います」 何が変わったかについては、「欧州にいく選手も増えてきていますけど、すごいのはチームの中でより欠かせない存在感を発揮して、かつチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど自国だけではなくヨーロッパの舞台で経験値を上げているのは、これまでとは全く違うフェーズにいるなと感じます」と明かした。 目標を2026年のW杯制覇とする中でプランニングとして大切にすることは「大きな目標を持ちながら、目の前のことに全力を尽くすということの共有」と強調。「一戦一戦の成果と課題をどうやって把握して、次に改善して積み上げていけるか」が、成長やその先の目標に繋がっていくと口にした。 もう一歩のテーマではマネジメントについても語った森保監督。大きな期待が集まるアジアカップでどんな結果を残すのか注目したい。