イモトアヤコ“10年前の後悔”……「まず知ることがすごく大事」こどもたちとつくりたいミライ
■イモトさんが考える“いいミライ”とは
――こどもウイークには「JOIN!~いっしょにつくる、ミライ~」というテーマが根底にあります。「こどもも大人も関係なく一緒に社会を作っていこう」という思いが込められていますが、こどもたちと一緒にどんなミライを作っていきたい、どんなミライだったらいいなと思いますか? こどもと大人とかもなるべく分けずに一緒に楽しみたいです。やっぱり自分が楽しんでいないと、こどもにも楽しさって伝わらないんじゃないかっていつも思っていて。まずは自分が楽しいと思うことを全力でやっている姿を見てもらって。それで(子どもが)やりたいことがあったら全力でサポートするっていう。 もちろん協力もして支え合うんだけど、ちゃんと1人として夢があったりとか、自立をしているという空間が私は素敵だなと思って。そういうミライが素敵だなと思いますね。大人、こども、女、男、そういうことでもなく、1人1人を尊重しあえる。認めあえる。介入しすぎないし、助けはするけど、押しつけないし否定もしないっていうのは、なんかいいミライだなって。 ――まさに多様性ですよね。 本当に! ――いろんな個性、考え方があっていいじゃん!って認めあえる社会だったらみんなが生きやすいですよね。 素敵ですよね。 ――そう思うとどうしても、こどもの成長を見守っていると、周りとの差だったりとか比べちゃったりとか…。 する~!しますね~!あの子はもうこれだけしゃべれてる~とかね。もう今でいうと、私はトイレトレーニングをどうしようとか、3歳までに終えなきゃとか、なんとなくそういうことに追われがちですけど、いつか取れるよね!って今は思うようにしてます。 ――気持ちの綱引きが常にある感じですよね。 そう!「まあいつか取れるよな!」っていうのと、「でも急がなきゃな」っていうのが、いったりきたりでやってますね、毎日。 ――迷いながらっていうイモトさんのお話すごく共感しますし、励みになります。