イモトアヤコ“10年前の後悔”……「まず知ることがすごく大事」こどもたちとつくりたいミライ
こどもウイーク応援パートナーのイモトアヤコさん。現在2歳の息子を育てています。同じく育児真っ最中のnews every.鈴江奈々キャスターが、親になり感じる“おもしろさ”についてお話を聞きました。イモトさんの心に残り続ける、10年前に出会った少女の言葉と、ある“後悔”。世界中での出会いを経て、イモトさんがこどもたちとつくりたいミライとは。(全3回の第3回) 【動画】イモトアヤコ 「日常も旅になる!」 親子のやり取りから感じた“旅”の本質
■こどもに関するニュースが“より自分事に”
――世の中いろんなこどもに関するニュースがあって、イモトさんがお母さんになったからこそ、より気になったり深く感じたりすることってありますか? すごくあって、すごくある分、よくないんですけど、ちょっと目をふせがちになってしまってますね。ネットニュースとかで、それこそ虐待で…とか、その子の年が自分の息子と近かったりとか。車のこういう事故で…熱中症で…とか、こどもが犠牲になるニュースを見ると、その時点で結構ズドーンと来ちゃって。 たぶん(こどもを)産む前はもうちょっと客観的に「いやでもこうしたらいいんじゃないかな」「いやありえないよな」って思ってた部分が、他人事じゃなくなってきて。自分事になってきた瞬間にすごくズドーンときちゃうから、よくないけど、ちょっと目を伏せてしまうことも結構あって。 こどもを産んだあとからつらいニュースが結構見られなくなっちゃったというか、しんどくなっちゃうのはありますね。 ――わかります。 でもね、そういうことを伝える立場のお仕事だから大変ですよね。 ――ね、バランスの取り方すごく感じます。でも、本当に自分自身がまず元気じゃないとこどもは育てられないので、それはすごくわかります。でもそういった悲しい事実、虐待もそうですし、事故もそうですし、色々なことが起きている中で、イモトさんがこのキャンペーン(こどもウイーク)を通じて、どんなことを発信していきたいと思いますか? 本当にかっこつけることは何もできないので、今の私が息子に正直にリアルをお伝えしているように、自分が子育てしていて、しかも私は1人でそこしか知らないので、でもそこで感じたリアルを本当にウソつかずお話ししてそれができることであれば、それを発信したいかなって思いますね。いいこと言おうとかが全くできないので、そのままをお伝えしようかなと思います。