【なでしこ】監督選考は最終段階 佐々木委員長「海外の指導者でいきたい」
日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長(66)が21日に都内のJFAハウスで会見し、なでしこジャパンの監督選考について現状を説明した。 なでしこジャパンは池田太監督がパリ五輪後に退任。協会は監督選考を進めているが、佐々木委員長は「進行的には終盤に来ているが、まだ決定していない」と決定には至っていないと語った。 「多くの方々と面談した。少数の人数に絞られた。そのなかである程度、われわれの条件や状況を加味したなかで一度プレゼンしていただいたが、細かいところを複数の方と話して、さらに絞ってお互いに決定するところまで来た」と複数ながら最終段階まで絞られたと強調した。 これまでの経緯について「われわれが気になる方を探っていたときに、思いのほか多く手を挙げてきて、そのあとも手を挙げていただいた。意外に多くの方が手を挙げてくれた」と明かした上で、最終候補については「優先的には海外の指導者でいきたいと詰めてきた段階。海外の監督のほうがいいという方向まで来ている。ほぼ、海外の監督に絞っていこうかなと」と外国人監督の就任が濃厚となっている。 「年内にはなんとか決めたい。必ずや2月のシービリーブスカップには行きたいし、遅くても年明けにはみなさんにお話をしたい」と佐々木委員長。なでしこジャパン初の外国人指揮官の誕生が秒読み段階に入った。
東スポWEB