新幹線の「窓際席」の乗客が30分に1回は席を立ちます。指定席ですが、「通路側」の私と席を替わってもらうのはアリでしょうか…?
座席の変更は車掌に相談する方法がおすすめ
以上のことから、理由があって座席の変更をしたい場合は、車掌に相談しましょう。新幹線の指定席を無断で変更する行為は、旅客営業規則や鉄道営業法の観点から考えると、たとえ同意があっても罰則が科せられるリスクを伴います。 また、車掌に相談することで、隣の乗客と席を入れ替わる以外の選択肢が出てくる可能性があります。乗客同士のトラブル防止にもつながるため、指定席で気になることがある際は自分で解決しようとせずに車掌に相談するといいでしょう。
基本的には座席の交換は認められていない|事情がある場合は車掌に相談しよう
指定席には「座席指定券の効力」があるため、原則として座席の交換が認められていないようです。そのため、一度予約した席を乗客間で交渉して変更してもらうことは難しいといえます。 もし、隣の乗客が頻繁に席を立つことで何か不利益が発生している場合は、車掌に相談することをおすすめします。車掌に相談することで、何か別の対処法を提示してくれる場合もあるかもしれません。いずれにしても、直接交渉で席を交換すると、最悪の場合トラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。 出典 東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則 第182条の4 きっぷあれこれ きっぷの変更 デジタル庁e-Gov法令検索 鉄道営業法(明治三十三年法律第六十五号)第二十九条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部