子どもやペットは注意 実は有毒、スズランは食べたら危険 神社の境内は「実りの秋」
オレンジ色のスズランの実、たわわに
長野県諏訪市小和田の八剣神社の鳥居脇で、オレンジ色のスズランの実がたわわに実っている。夏には足元で白い花を咲かせたスズランは秋が深まりゆく今、直径約5~8ミリの実に。境内のイチョウはギンナンを落とし、境内は「実りの秋」となっている。 【写真】間違って食べたら下痢や嘔吐…川沿いや庭で繁茂する黒紫の実
ソヨゴにギンナン…
かわいらしい実を付けるスズラン。一方で有毒なので触れた場合は手を洗い、特に子どもやペットの誤食には注意が必要という。 スズランの上にはソヨゴの雌木が小さな赤い実を付け、境内のギンナンを拾いに来る人たちが絶えない。宮坂清宮司は「境内はまさに実りの秋を迎えています」。そう言いながら、参拝前に手を洗うちょうず鉢に落ちた枯れ葉を取り除いた。