「コスパがいい」だけでは済まないクオリティ!コロンビアの優秀バックパック/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.30
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、コロンビアのバックパック「パナシーア」のスゴさに迫ってみました! 【画像】「価格以上に価値あるモノ」の好例!コロンビアの優秀バックパックを詳しく、写真を見る(全9枚)
「価格以上に価値あるモノ」がここにある!
コロンビア「パナシーア 33L バックパック」¥9,900(税込) W36×H51×D17.5cm MonoMaxで大切にしていることのひとつに、「価格以上に価値あるモノ」を積極的にご紹介していこうというものがあります。お金に糸目をつけずに生み出された高級品も当然すばらしいのですが、多くのユーザーにとっては高嶺の花。やはり手が届く範囲に留まっているモノに多くの関心を注いでいきたいですし、そうした価格帯に抑えているということ自体も価値だと思うんですね。 今回取り上げるコロンビアの「パナシーア」こそ、そんな「価格以上に価値あるモノ」の好例です。 数年前にブランドの展示会で目にしてから、ずっと気になっていたアイテムでした。これからじっくり検証していきますが、1万円を切る価格で販売されていることを念頭にご覧ください。バックパックに求められている機能でいっぱいなのに、この価格で提供されていることにビックリするはずです。
現代のライフスタイルをサポートする充実の収納性!
バックパックに求められているのは、現代社会をアクティブに過ごすための収納性と機動性。仕事やプライベートで必要となるさまざまな荷物を効率よく収納できることと、快適に背負えて行動しやすいことが求められています。 まず、収納性についてみていきましょう。 現代人にとってノートPCは欠かせない存在ですが、メインコンパートメント内に15インチまで対応するPCスリーブを内蔵。ちゃんと厚手のクッション芯材が採用されていますから、外部の衝撃からしっかりデバイスを守ってくれそうです。 フロントには縦方向にファスナーを配置した大型ポケットを装備。私、通勤中の電車内ではバックパックを前抱えしているのですが、そのときにこのフロントポケットがすごく使いやすい位置にくるんです。窮屈な姿勢にならず、快適にモノを出し入れできました。容量も開口部も大きいので、スマホや本も入れておきやすかったです。 両サイドにはボトルホルダーを設置。汗っかきで常に水分補給しておきたいタイプなので、こういう外ポケットがあると助かるんですよね。上部がゴムシャーリング仕様になっているのでほどよいホールド感がありますし、けっこう容量にゆとりがありますから、太めのドリンクボトルでもストレスなく入れておけるのがいいところ。一部がメッシュになっているため結露した水滴も自然と排出される仕組み。使って濡れてしまった折り畳み傘を入れておくのにもいいですね。 背面左側にセキュリティーポケットまで搭載。小さいスペースですし、背中に近い場所ですからかさばるモノは入れられませんが、大事なパスポートやカードを入れておくのに最適です。海外ではバックパックを背負ったまま外側のポケットをナイフで裂かれ、モノを盗まれるという事件が発生していますから、体に近い位置にあるセキュリティーポケットはより安全なんです。