あなたの家にも?…空き巣の「マーキング」に注意 表札・メーターに“謎の文字”が年末年始の防犯対策【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
家に人がいない時に侵入される空き巣は、年間1万2000件近く認知されています。空き巣の多くは事前に下見がなされ、入りやすさをチェックするマーキングが行われるといいます。留守にすることが増える年末年始を前に、具体的な防犯対策を考えます。 そこで今回の#みんなのギモンでは、「変なマークも 年末年始どう防犯?」をテーマに解説します。
■闇バイトの強盗受け…政府が緊急対策
近野宏明・日本テレビ解説委員 「年末年始は帰省や旅行などで家を空ける方も多いと思いますが、家でどんなふうに防犯対策をすればいいのでしょうか。17日、相次ぐ闇バイトによる強盗事件を受け、政府が緊急対策を打ち出しました」 「闇バイトの求人情報ではSNSで仕事の内容や場所を明らかにせずに『ホワイト案件』などとうたった募集が見られましたよね」 「政府はこうした闇バイトの求人情報を念頭に、労働者を募集する者の氏名や住所、業務内容などを表示していないものは職業安定法に違反し、違法であると明確にするとしています。SNS事業者にも厳格な対応を求め、そうした募集情報の削除も推進する方針です」 斎藤佑樹キャスター 「SNSも良い面はありますが、課題もたくさんありますよね」
■住居の侵入窃盗、年1万7000件超
近野解説委員 「ぜひこういう対策はしっかり進めてほしいと思います。闇バイトなどから端を発している窃盗の対策について見ていきます。警察庁のデータでは、住居に侵入する窃盗は去年1年間で認知されただけで1万7340件でした」 「そのうち、家に人がいる時に侵入する『居空き』が995件でした。そして、家に人がいて夜間など寝ている時に侵入する『忍込み』は4557件。家に人がいない時の『空き巣』は1万1788件起きています」 森圭介アナウンサー 「家に人がいる時の『居空き』は1000件ぐらいということで、単純計算で1日に3件くらい起きているということです。本当に怖い思いをされている方がたくさんいると思いますが、それでも全体で見ると空き巣が多いんですね」