【箱根駅伝】大東文化大が留学生ランナー途中棄権のトラブルも予選会2年連続トップ通過 個人トップ100に8人と盤石の強さ
◇第100回箱根駅伝 予選会(14日、陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園) 史上最多57校がエントリーした第100回箱根駅伝の予選会が14日に行われ、大東文化大学が2年連続のトップ通過しました。 【画像】第100回箱根駅伝予選会順位表 上位20チーム 「予定を立てられる選手が走れなかったのは今後の本選へ向けての課題」 アクシデントもありました。上位で走ることを期待された留学生ランナー3年生のピーター・ワンジル選手が20キロまで走りましたが途中棄権。それでもチームトップで走った3年生の西川千青選手が1時間02分19秒の個人15位の快走。トップ100人までに8人が入り層の厚さをみせました。 予選会は10人の合計タイムで争うため、著しく遅い選手を出さないために集団で走る戦いをすることが多いのが特徴です。 しかし、昨季から指揮を執る真名子圭監督は「昨年は集団走でやらせてもらいましたが、今回は基本的には単独走でいけということで、チャレンジした結果、『何番でも良いよ』、『10番以内だったら良いよ』と伝えていた中で、本選に向けてはプラス材料になるんじゃないかなと思います」と選手たちの個々の力を信じ、結果に満足した表情をみせました。 また、節目となる第100回大会で本選出場が決まったことには、「100回大会と同時に本学園100周年を迎えましたので、記念すべきタイミングでシード権を確実に取りに行きたいと思います」と力を込めました。