LAで巻き起こる大谷翔平の”経済効果”に米CNNが注目「日本人観光客の数が急増」「1泊あたりの差が100ドル以上に」
やはりスーパースターの影響力は絶大だ。 現地時間7月4日、米大手放送局『CNN』は、「オオタニがLAに新たな日本人観光客の波をもたらした方法」と見出しを打ち、一大フィーバーを巻き起こしている大谷翔平(ドジャース)の経済効果に注目。「歴史的な契約により、移籍1年目のロサンゼルスでは、日本人観光客の数が急増した」と現地の盛り上がりを伝えている。 【動画】大谷翔平の“命を救った”ビッグプレーとは?現地も称賛したシーン 同局の取材に応じたある日本の大手旅行代理店によれば、今季ドジャースのホームゲームには毎回、日本から約200人の予約が入るという。こうした状況を受け、ドジャースが日本企業とのスポンサー契約、日本語スタジアムツアーの開催、日本食メニューの追加など、「オオタニ効果を最大限に活用している」とのことだ。 すでに本拠地の広告スペースは完売してしまったようで、球団社長兼CEOのスタン・カステン氏も「予想以上だ」と驚き。記事内では、「ホームゲームがないときでも、ダグアウトやフィールド、プレスボックス、優勝トロフィーを見ようと、誰もいないドジャースタジアムに日本人観光客のグループが集う」とも報じられている。 さらにロサンゼルス観光局は、日本人観光客の80~90%がLA滞在中に少なくとも一度、ドジャースタジアムに足を運ぶと推定。同局の調査では、「ホームゲーム期間中のホテル料金が高くなり、1泊あたりの差が100ドル(約1万6000円)以上になることも少なくない」そうで、「熱狂はまだまだ続く」と記事を締めていた。 今季ここまで打率.316、27本塁打、64打点、OPS1.035とハイアベレージをたたき出すなど、勢いが止まらない大谷。今後もさまざまな方面から熱い視線が向けられそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]