「妹にも同じ色のメダル…果たせなくて悔しい」阿部一二三 混合団体で銀メダル
◇パリオリンピック2024 柔道混合団体決勝(大会9日目=日本時間4日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】柔道混合団体決勝でフランスに敗れ涙を流す阿部一二三選手 柔道混合団体決勝に挑んだ日本代表は4-3でフランスに敗れ、2大会連続銀メダル。5試合目で敗れた阿部一二三選手が、試合後のインタビューに応じました。 阿部一二三選手と妹の詩選手は東京五輪でともに金メダルを獲得し、今大会での兄妹連覇に期待がかかっていました。 しかし詩選手は女子52キロ級の2回戦で無念の敗北。一二三選手は金メダルを獲得しましたが、団体で銀メダルに終わってしまったことに、「妹にも自分と同じ色のメダルを一緒に持って帰りたいという思いで決勝戦に挑みました。でもそれを果たすことができなくて、すごく悔しい気持ちでいっぱいですが、兄弟で新しい目標もできましたし、また前をむいてやっていくしかないです」と、試合を振り返りました。 最後に4年後の姿について問われると、「正直僕は、もう妹と2028年のロスオリンピックで、二人で金メダルを取ることしか考えていないので、その目標に向かって前を向いて突っ走るだけだと思います」と力強く誓いました。