超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング11位。J1級の人気ぶり! 1万人超えが普通だったJ2の強豪
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
11位:ベガルタ仙台 本拠地: ユアテックスタジアム仙台(19,526人収容) 平均入場者数:13,331人 平均収容率:68.3% J2クラブの中で2番目となる13,331人の平均入場者数を記録したベガルタ仙台は、スタジアム収容率でもJ2クラブ3番目に高い68.3%の数値をマークしている。 今季最も収容率の高い試合は第25節の清水エスパルス戦で19,007人を動員し、19,526人収容可能なユアテックスタジアム仙台の収容率は97.3%を記録した。リーグ最終節の大分トリニータ戦でも18,361人を動員し、94%の収容率をマークするなど、今季はスタジアムが大盛況だった。 さらに、10,000人を下回った試合がわずか2試合のみと安定して多くの観客を集めている。この2試合はチームが不調だった前半戦のもので、後半戦は毎試合10,000人以上の観客がスタジアムに詰めかけている。 ホーム戦で強かったことも、仙台の観客増に拍車をかけた。ホームでは19戦10勝4分5敗と大きく勝ち越しており、14,000人以上が来場した試合ではすべて勝利。多くのサポーターを前に勝利を届けてきたことで、試合への関心度が増加した形だ。 6位に滑り込んで迎えたJ1昇格プレーオフでは、ファジアーノ岡山に敗れ、あと一歩のところでJ1昇格とはならなかった。それでも、平均入場者数を前年より2,000人増加させたことは、クラブにとって大きな進歩となるはずだ。
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