ポートピアホテルにフレンチ新店、21日オープン 中心に厨房囲むカウンター席、間近で音や香り楽しんで
神戸ポートピアホテル(神戸市中央区)で21日、フランス料理の新店「コントワール リュバン」が本館1階にオープンする。厨房を囲む形でカウンター席を中心に据え、調理中の音や香り、活気を間近で楽しめる店構えにした。 【写真】姫路・家島の「白鷺(しらさぎ)サーモン」を使ったマリネ 同ホテルのレストランでは7年ぶりの新店。店名の「コントワール」はフランス語でカウンター、「リュバン」はリボンの意味。料理人と生産者や客、料理とワイン、といった結び付き、融合を表した。 カウンター16席と、テーブル20席。料理は「播州百日どり」などの兵庫県産食材を積極的に使用。コース(昼3500円から、夜1万円)と単品(1800円から)がある。グラスワインの種類を充実させたり、年明けから週1回、おつまみ(800円から)のみの営業日を設けたりと、より気軽にフレンチを楽しめるようにした。 同ホテルは1981年の開業時に「アラン・シャペル」をオープンして以降、伝統的なフレンチを提供してきたが、後継の「トランテアン」が新型コロナウイルス禍の影響などで今年2月末に閉店した。同ホテルは「フレンチはホテルの『顔』。時代に合わせ、『体験』という付加価値を提供したい」としている。 月、火曜定休。同ホテルレストラン総合案内TEL078・303・5207 (広岡磨璃)