「カマダに新たなチャンス」伊解説陣が見たラツィオで奮闘する鎌田大地の45分間!中盤がカギとなったウディネーゼ戦に見解 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオに所属するMF鎌田大地は、日本時間7日に行われたセリエA第19節ウディネーゼ対ラツィオ戦に先発出場し、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。 【動画】鎌田大地が先発出場!|ウディネーゼ×ラツィオ|ハイライト
セリエA第16節のインテルとのビッグマッチでサプライズ先発を果たしたほか、背番号10番ルイス・アルベルトのフィジカルトラブルにより、直近の試合で出場機会を増やしている鎌田大地。ラツィオが2-1で勝利を収めた7日の第19節のウディネーゼ戦では、前節に続いて2戦連続で左インサイドハーフとして先発したが、マウリツィオ・サッリ監督の技術的な選択により前半のみの出場に終わった。
中盤のデュエルがカギに
そんな鎌田の一戦を『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、どのように見たのだろうか。中継で実況を担当したリッカルド・マンチーニ氏は、試合開始直後に元フランクフルトMFに注目。「カマダに新たなチャンスだ。アジアカップの日本代表から外れた失意を乗り越え、彼自身そしてチームのために反発心を見せることができるか見てみよう」などと紹介した。 ただ、試合ではフィジカルに勝るウディネーゼが積極的なプレスを仕掛け、ラツィオもこれに応じる形に。マンチーニ氏は「片や(マルティン)パジェーロと(サンディ)ロヴリッチ、片や(マテオ)ゲンドゥージとカマダと両チームのIHのペアによるデュエルにもなっている」と指摘した。 すると解説を務めたラツィオOBのダリオ・マルコリン氏は「中盤は両チームともに3人同士で1対1の勝負になっている。中盤を制した者が試合の主導権を握るはずだ」と述べ、この一戦のカギとなっているとの見解を示した。 サッリのチームが1-0とリードしていた17分、鎌田はエリア内において、左サイドからのタティ・カステジャーノスのクロスに合わせてフリーでヘディングシュートを放つチャンスに恵まれたが、ボールは上方へと外れた。 するとマンチーニ氏は「カマダだ! ゴールの枠をとらえることができなかったが、素晴らしいポジションにいた。マークはついていなかったが、頭で打ったボールは上へ行ってしまった」などとコメント。するとラツィオOBは「力強く打つというより、精度を狙ったようだ。見ての通り、良いボールが入ったが、フリーでボールの行先をコントロールできる状況に気づいていなかったかのようだ」と説明した。