自動車メーカー vs. ITジャイアント――「車載OS 」という“史上空前のビジネス”
SergeyBitos/stock.adobe.com
トヨタ自動車 が独自の車載OS(ビークルOS)の「Arene OS(アリーンOS)」の開発を加速させている。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)も、開発を進めてきた「VW. OS」を、2019年に販売開始したEV(電気自動車)「ID.3」に搭載した。 また、自動運転車を開発しているグーグルは、すでにスマートフォンOSの「Android(アンドロイド)」上で動く「アンドロイド・オート」、アップルは「iOS」上で動く「CarPlay(カープレイ)」を実用化している。 現在、グーグルは、スマホベースでなく、本格的な車載OSとして「アンドロイド・オートモーティブOS」の開発に移行しており、アップルも自動運転機能などを装備するとみられる独自のOSを搭載した自動運転EV「アップルカー」の市場投入を目指す。
本文:4,157文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
寒川 慶