オープン・パルク

アレクサンダー・ブブリク（4月）[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのオープン・パルク（フランス/リヨン、クレー、ATP250）は23日にシングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・ブブリク（カザフスタン）が世界ランク57位のP・コトフを6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 6-3の3時間11分に及ぶ激闘の末に下し、クレーコートのツアー大会で初のベスト4進出を果たした。 【動画】ブブリク 激しくラケット破壊！→観客にプレゼント、実際のシーン 26歳で世界ランク19位のブブリクは今大会、初戦の2回戦で同93位のA・ブキッチ（オーストラリア）を下し8強入りした。 準々決勝の第1セット、ブブリクは第2ゲームで先にブレークを奪いリードしたものの、第7ゲームでブレークバックを許すとその後のタイブレークを落とし先行される。タイブレークを落としたブブリクはフラストレーションを爆発させラケットを激しく破壊した。 それでも第2セット、第1ゲームでブレークを果たしたブブリクは気持ちを持ち直し、チェンジコートの際には先程破壊したラケットを観客にプレゼント。その後このセットもタイブレークまでもつれたがこれをものにし1セットオールに追いつく。 迎えたファイナルセット、ブブリクはファーストサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得。相手のブレークを1度に抑えると、自身はこれを上回る2度のブレークに成功し、3時間11分の激闘を制した。 勝利したブブリクは準決勝でワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク117位のG・ムぺシ ペリカール（フランス）と対戦する。ムぺシ ペリカールは準々決勝で予選勝者で同104位のH・ガストン（フランス）を下しての勝ち上がり。