いわき・磐栄HDが飲食事業進出 ラーメン店のやま鳶をグループ化、海外出店も視野
福島県いわき市の磐栄ホールディングス(HD)は同市の「いわきと創作らぁ麺 やま鳶(とんび)」を傘下とし、今月1日付で飲食事業会社「BHCフードサービス」を設立した。同HD初の飲食事業進出で、今後、新店舗や海外出店も視野に入れ、規模拡大を目指していく。 同社の社長には、同日付で同店の店主長谷川修太さんが就任した。同店は2017年に同市平で開業し、21年に小名浜に移転した。女将(おかみ)の真美さんと二人三脚で本県産の食材を生かしたラーメンを提供、本県の魅力を発信している。 同HDのグループ会社として新たなスタートを切ることを機に、12月1日からはメニューを刷新。ラーメンは麺やスープの量を従来の1・5倍に増やし、豚骨を使った濃厚味噌(みそ)ラーメンを新たに提供する予定。 長谷川社長は「磐栄HDの力を借り、地域の方にこれまで以上に喜んでもらえる店にしていきたい」、同HDの村田裕之社長は「海外物流のノウハウなどを持つ当HDの強みを生かし、より良いものを届けていきたい」と語った。 店の営業時間は午前10時からで、午後6時ラストオーダー。火曜日定休。 問い合わせは同店(電話050・8883・6663)へ。