Mrs. GREEN APPLE 横浜港・山下ふ頭ライブ 来夏デビュー10周年の「祝祭」に
ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」が来夏、横浜港の山下ふ頭で野外コンサートを開催する。2日、都内で行ったデビュー10周年記念企画の発表会見で明らかにした。ボーカルの大森元貴(28)は「デビュー10周年の節目をどれだけファンの皆さんに楽しんでもらえるか」と、熱いステージを思い描いた。 【写真】イメージはこんな感じ 山下ふ頭でのライブを発表するMrs. GREEN APPLE 来年7月のデビュー10周年に向けて発表した企画は8つ。そのうち大きな目玉は同26、27日に山下ふ頭で開催する野外ライブだ。2日間で約10万人を動員予定。1公演当たりの動員数は自己最多となる。大森は「大きな祝祭にしたい」と意欲。キーボードの藤澤涼架(31)は「各地から10万人が集まってくれるにふさわしいステキな場所をつくりたい。そこは対峙(たいじ)する図式ではなく、10万通りの心の交流を生み出したい」と、バンドにとってもファンにとっても幸せを感じられるような空間を生み出すつもりだ。 これに先駆け、デビュー日の同8日にベストアルバム「10」を発売することも発表した。2020年7月に活動を休止し、22年3月に3人組の「フェーズ2(第2局面)」となってからは初のベスト盤。フェーズ2に入ってからも日本レコード大賞受賞曲の「ケセラセラ」や「ダンスホール」など27曲を発売してきただけに、大森は「10周年だから特別なものにしたい。でも楽曲がたくさんあるので、かなり選曲は悩んでいます」と明かした。ベスト盤発売後の山下ふ頭ライブもヒット曲オンパレードのステージとなりそうだ。 グループの展覧会を来秋開催することなども発表。大森は「発表していない計画もたくさんあるので、さまざまな形でワクワクをつくっていけたら」と、盛りだくさんのアニバーサリーイヤーにしていく構えだ。 (高原 俊太) 《来年2月に初の韓国公演》来年2月15、16日に初の韓国公演を開催する。2019年11月に台湾で行って以来の海外公演。プライベートで韓国語を勉強しているギターの若井滉斗(28)は「個人的に身近に感じている国でライブができることにワクワクしています」とニッコリ。海外での活動時にはバンド名の頭文字を取った名称「MGA」を使っていくことも発表した。