橋下徹氏 ジャンポケ斉藤の証拠調べ「かなり長期化になる」不起訴事案も多く「断定コメント避けるべき」注意喚起も
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が9日、カンテレ「とれたてっ!」に出演。7月にロケバスの中で20代女性に性的暴行を加えたとして、7日に警視庁に不同意性交などの疑いで書類送検されたジャングルポケットの斉藤慎二について解説した。 【写真】“被害者”は「事実無根」全否定したZIP!リポーターが美しすぎる 橋下氏は「被害者もいるので、一般論の話をしたい」と確認。その上で、「書類送検と聞くとかなり(犯罪の)容疑があるのかなという印象になるが、逮捕されたときの書類送検は容疑が固まった上で行われるが、逮捕されていない場合は、被害者から告訴があれば、容疑が固まっていても、いなくても警察は検察に全部送らないといけない。容疑があるかは分からない。このあと検察がどう判断するか」と、犯罪容疑が高いかの判断はできないことを強調した。 また、「昔の強姦罪は、暴行・脅迫が必要だった。その時点で証拠が明らかで、容疑が固まれば、逮捕、書類送検になっていた。いまの不同意性交は暴行・脅迫が必要ではないかわりに、証拠を集めるのがすごく難しくて、時間がかかる。相手の同意があったかは心の問題なので、証明するのが難しい」と刑法が改正されて、過去の強姦罪と現在の不同意性交罪の違いを解説。「かなり長期にわたって、調べないといけない」と話した。 自身が手がけた例でも「最終的に不起訴になる事案が多い」ということから「容疑がある、なしを断定したようなコメントは避けるべき」と注意喚起した。