【阪神】ドラ3木下里都が契約金6000万円で仮契約1号「将来は日本を代表する投手に」
阪神は11日、ドラフト3位で指名したKMGホールディングス・木下里都投手(23)と福岡市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸1000万円。 【写真】目標の球速「160キロ」記した色紙を手にポーズをとる木下 阪神のドラフト指名選手の中では仮契約1号となった。 最速156キロを誇る右腕は、交渉を終えて「サインしている時にはやっぱり、これからプロ野球選手としてやっていくんだなという実感が生まれてきました。1軍でしっかり阪神の勝利に貢献できるように頑張っていくとともに、将来的には日本を代表する投手になることを目標にやっていきたいです」と誓いを立てた。(金額は推定) <木下里都(きのした・りと)> ◆出身 2001年(平13)1月27日生まれ。福岡市出身。 ◆球歴 小田部小1年から原北ウイングス少年野球クラブで野球を始め、原北中では白龍ベースボールクラブ(軟式)に所属。福岡舞鶴では1年秋から正遊撃手。福岡大1年で投手に本格転向。4年時に全日本大学選手権出場。KMGホールディングスで昨年の日本選手権と今夏の都市対抗に出場し、登板を果たす。 ◆恩師 社会人2年間は、ダイエーなどで通算92勝を挙げた名右腕、加藤伸一監督の指導を受けた。 ◆スタイル 最速156キロの速球とカットボールなどで勝負。担当の前田スカウトは「和製ゲラ」と評した。遊撃から投手に転向した経歴もゲラと重なる。 ◆社業 ディーラーで自動車を販売。顧客は約40人。「営業はお客さまの印象が大事。常に笑顔で」。 ◆趣味 釣り。書道は準8段の腕前。 ◆家族 両親、姉、兄。 ◆サイズなど 183センチ、90キロ。右投げ右打ち。遠投120メートル、50メートル走6秒02。