「お金が貯まる家」になる方法3つ。完璧を目指さず7割できればOK
節約のために特売で日用品を重複買い、100円ショップで商品を次々買って、部屋はものであふれがち。カードやスマホの決済の種類も多すぎて、なかなか使いこなせずお得感が実感できていない…。そんな方は、貯蓄の前に、まずは身の回りの整頓から始めましょう。片づけとお金のプロとして、『「お金が貯まる家」にはものが少ない』の著書である下村志保美さんに、無駄づかいがなくなる片づけのポイントを聞きました。 【図】貯まる片づけの仕組み
部屋を整えることでお金の使い方も整う
片づけとお金のプロとして、アドバイスを行う下村さん。 「家の中がものであふれていると、自分にとって大切なものがあいまいになり、お金もダラダラと無駄なものに使いがち。ものと向き合い、要・不要を見きわめるクセをつけると、“安いから”といった理由で余計なものを買わなくなり、自然とお金が貯まりやすくなります」 そんな下村さんの、無駄づかいがなくなる片づけテクを大公開。 「片づけもお金の管理も、完璧を目指しすぎると挫折の原因に。7割ぐらいできればOKと考えてゆるく取り組めば、少しずつ整い始めて、長続きしますよ」 早速、下村さんに「無駄づかいがなくなる片づけポイント3つ」を教えていただきました。
1:憧れの暮らしを決める
自分の憧れの暮らしを想像して。たとえば、タレントの○○さんが理想なら、「○○さんがこんなボロボロのTシャツをもっている?」などと考え、不要なものを手放す基準に。
2:支出の多いところから着手する
服にお金を使っているならクローゼット、食器をたくさん買いがちなら食器棚など、支出が多い場所から始めてみて。ものが減りやすいので、やる気が維持しやすくなります。
3:7割収納を心がける
ぎっちりつめ込むと使いにくく、もっている量が把握できずダブり買いの原因に。7割収納を心がけて。収納もお金も、枠に収まる範囲で、余裕をもつという意識が大事です。
ESSE編集部