屈曲性高い太陽電池を屋上に…既存ビルをZEB化
福島ミドリ安全が改修
福島ミドリ安全(福島県郡山市、白石昇央社長)は、関連会社のエナジア(同市)と共同でミドリ安全福島支店(福島市)をネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)に改修した。今後、県内外にカーボンゼロに向けた既設建物のZEB改修事業を展開する。 福島県の補助を受け、エナジアがZEBプランナーとして完成した。建屋の外壁全てに外断熱材を張り、断熱性能を向上。屈曲性の高い薄型太陽光発電(PV)パネルを屋上、ガラス一体型PVを窓に配置した。PVと電気自動車(EV)を充放電するビークル・ツー・エックス(V2X)を再利用蓄電池と併せて設置。EV、燃料電池車(FCV)などから建物に電気を給電できる。