「ラ・フランス」たわわ 立山町で収穫始まる、10月末ごろから販売予定
立山町特産の洋ナシの収穫作業が26日、始まった。48アールで栽培する東谷地区の農事組合法人四谷尾(薄田雅寛組合長)では、たわわに実った主力品種の「ラ・フランス」を手作業で摘み取った。選果後に保冷庫で熟成して糖度を高め、来月末ごろから販売が始まる見通し。 昆虫王国立山・立山自然ふれあい館そばの果樹園では、薄田組合長ら6人が紙袋に包んだ果実を一つずつ丁寧に収穫した。 薄田組合長によると、今シーズンは記録的な猛暑に見舞われたものの、雨が降り、台風も来なかったため、出来が良く収量も期待できるという。 収穫作業は5日間ほど続く。ラ・フランスは追熟させて果実を滑らかにすることで、甘く香りが良い食べ頃を迎える。