「裸眼でも圧倒的没入感!」ラスベガスの新名所“巨大半球”Sphere体験レポート
ちなみに、入場時、カバンを見せて、その中に菓子や飲み物やあると、没集される。ここが大問題で、ニューメディア編集長吉井勇氏はメールマガジンで憤慨していた。 「チケットはチケットマスターからネットで送られてきて、それをゲートでかざす。ここまではデジタル対応ですから、そうなんでしょうというレベルでした。デジタルチケットの確認は、3秒ほどで通過します。ですが、ここからが不愉快。荷物チェックが待ち構えていたのです。荷物を持っていると、担当者がそのバッグなり袋の中味を確認するのです。形式的なチェックではなく、念入りです。飲み物のペットボトルやポテトチップスの袋は、ゴミ箱に投げ入れられてしまうのです。そうこうしていると、前のグループ3人の日本人たちの荷物にあった缶ビールもNGのようで、つまみ用の袋菓子も没収です。つまり食べ物、飲み物持ち込みNGを徹底したいのです」 恐らく、入れ替えの時間が短く、掃除の時間も限られるので、面倒な空き瓶や袋類を始めからシャットアウトしようという魂胆なのだろう。しかし、吉井氏は「見せるコンテンツは地球環境の問題提起を投げているのだから、そうしたメッセージを際立たせる、入場のためのプロトコルを考えてはどうでしょうか。MSGSphereさん」と、憤きどおっていた。
文:麻倉怜士