“有終の美”パリ五輪銀メダリストのセーリング岡田奎樹・吉岡美帆組がペアが最後の試合で風を切って走りV「楽しく大会を終えることができた」
◇全日本470級選手権(25日、江の島ヨットハーバー) パリ五輪で混合同級銀メダルの岡田奎樹選手と吉岡美帆選手のペア最後の大会で優秀の美を飾りました。 【画像】セーリング混合470級で銀メダルを獲得した岡田奎樹選手と吉岡美帆選手 東京五輪後岡田選手が「次のパリオリンピックでは絶対にメダルが欲しい」と強い思いを伝え吉岡選手とペアになり、日本勢20年ぶりとなるメダルを獲得した岡田・吉岡組。 パリ五輪後、最初の試合を最後にペアを解散することを報告していました。結果は見事優勝。岡田選手は6回目の全日本制覇で歴代の最多記録に並び、吉岡選手はクルーで最多となる5回目の全日本制覇となりました。 試合後岡田選手は、「今大会は五輪後ということで、大会を楽しんで走るつもりで参加していました。実際に多くの人に応援と注目をいただき、楽しく大会を終えることができました。ありがとうございました」とコメント。 吉岡選手も「今大会が自身の最後になるかもしれないと思っていたので、全てを出すつもりで臨みました。大会を通して、良いコンディションで楽しんでレースをできたので満足しています」と話しました。 また、五輪の活躍をたたえ、2人には日本470協会からそれぞれ報奨金200万円が贈られるサプライズもありました。