94歳になる母、2匹の保護猫と韓国ドラマを見るのが気の休まる時間という。

タコスキッド候補（48）無所属・新

タコスキッド候補

　現役の覆面レスラーとして、太宰府市議を3年近く務めた。市民の困り事を解決するには国の制度を変えなければならないと感じ、国政を目指すようになった。

　立花町（現・八女市）出身。第一経済大（現・日本経済大）を中退後、福岡市を拠点に活動するプロレス団体に入団した。東日本大震災に伴う原発事故で、国の対応に不信感を抱いたことが政治家を志した原点だ。

　市議時代に貫いた覆面での活動は、国会議員になってもルールが許せば続けるつもり。選挙戦では、消費税廃止や教育無償化などを柱に、「経済を循環させ、国民が余力を持って暮らせる状態にする」と訴える。

　趣味は政治活動。1日100回の腕立て伏せが日課という。

栗原渉候補（59）自民・新

栗原渉候補

　大臣経験もあるベテランとの公認争いに敗れた前回選。県議を辞して退路を断ち、「無所属でも」と意気込んだが、それさえかなわなかった。都内の自民党本部から朝倉市の自宅へ戻り、妻子に出馬断念を伝え、「次は頑張るから」と誓った3年前の夜を思い返すと、今も目尻に涙がにじむ。

　衆院議員秘書を約20年、県議を11年半務め、国、地方行政がどう動くのか、双方を熟知するのが強みだ。国と地方の連携や経済の強化、安全安心な社会の継続などを掲げ、「議席を取り戻すことで、浪々の身を支えてもらった感謝を示したい」と意気込む。

　趣味はアクアリウム。「魚や水草にそれぞれの役割があり、循環がある。地球そのものです」