新幹線で後ろの外国人に「倒していいですか?」と聞くと…「優しい返事」にほっこり 観光客増で気になるNGマナー、JR東海の対応は?
「新幹線。後席の海外の方に『席倒していいですか?』と聞いたら『イイヨ!』と元気よく言われた。少し背もたれを傾けたら、小声で耳元で『モウチョト倒シテイヨ~…モウチョト倒シテイヨ~…』って言われて笑いそうになった」 【写真】特大荷物の置き場はコチラ わちさん(@ed_myson)がXに投稿すると、たちまち17万件のいいねが寄せられ、493万回以上表示されています。 想像するだけで微笑ましくなる車内でのやりとりに、「面白い」「かわいい方ですね!優しくてほっこりしました」「やさしい世界」「やさしさとユーモアが伝わってくる」「海外の方とのやりとりや時々予想外の反応があって楽しいですよね」とX民も癒された様子です。
海外の方も増えたからこそ、知っておきたい新幹線ルール
沢山の外国人観光客が新幹線を利用して国内を移動している中、SNS上ではわちさんが出会ったようなほっこりエピソードが紹介される一方、頻繁に目にするのが「乗車客のマナー」について。今回の話が着目されたのは、外国人も増えたことに伴い、新幹線でのトラブルが、SNSで散見されるようになったからともいえます。 特に、「大型荷物専用エリアを予約したのに、すでに大きなスーツケースを置いている」「後ろの客が足元にスーツケースを置いていてシートを倒せない」といった荷物にまつわる車内トラブルに遭遇した方も少なくない様子です。 現在、東海道・山陽・九州・西九州新幹線には荷物持ち込みにルールがあり、荷物3辺の合計が160cm超の大きな荷物を持ち込む場合は「特大荷物スペースつき座席」や「特大荷物コーナーつき座席」の予約が必要。事前予約なしで特大荷物を持ち込んだ場合は、乗車後速やかに近くの乗務員へ声をかけ、1,000円(税込)の手数料を支払い、乗務員が指定する場所に荷物を収納する必要があります。 日本人同士であれば直接伝えて理解してもらえるときもあれば、そうでないときも。また言語が通じず、相手に理解してもらえない場合はどう対応すれば良いのでしょうか? どんなインバウンド対策をおこなっているのかも含めて、JR東海広報部 東京広報室にお尋ねしました。