松井ら27人全員が基準パス 大相撲、春場所の新弟子検査
大相撲春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が2日、大阪市内で行われ、昨年10月の国体成年個人8強で幕下最下位格付け出し資格を持つ松井奏凪人(19)=福岡県出身、宮城野部屋=ら受検した27人全員が身長167センチ、体重67キロ以上(中学校卒業見込み者は165センチ、65キロ以上)の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。 年6場所で最も志願者が多い春場所では昨年の33人を下回り、義務教育修了が受検資格に定着した1973年以降で最少。 鳥取城北高出身の松井は171センチ、118キロでパス。「やっとスタートラインに立った」と語った。