ローマ教皇が味わったボロネーゼも! サステナブルを意識したイタリアンレストラン「オリベート」 そごう千葉店にオープン(千葉市中央区)
ちばとぴ!グルメ部です。 ローマ教皇が訪日した際の昼食会をプロデュースした、千葉県発祥のイタリアンレストラン「オリベート」が、そごう千葉店に10月オープンしました。 佐倉市、印西市、成田市に続く4店舗目で、本格的な窯で焼くナポリピザをはじめ、県産の旬の食材を多く取り入れ、地域と環境にこだわったお店です。ローマ教皇が味わったと聞くと敷居が高いのかな~と思ってしまいますが、パスタとピザを中心にした気軽に行けるお店です。
地元の規格外の野菜を活用したサステナブルサラダ
2003年、佐倉市で開業したイタリアンレストラン「オリベート」。 地元の活性化を目指し、調理から出た残りかすを肥料として再利用したり、規格外となってしまった地元農家の野菜などを積極的に取り入れています。 2019年には、来日したローマ教皇を迎えて開催された駐日バチカン大使館 ローマ教皇庁大使館公式昼食会の総合プロデュースを担当。2015年より同大使館の料理担当をしていた縁で声がかかったのだとか。千葉県が台風15 号、19 号の災害により大きな被害を受けた後の事だったので、昼食会で提供した料理のテーマは「日本の食の魅力と千葉を元気に」。質は良いのに出荷が出来なくなってしまった食材を使い、昼食会の料理をプロデュースしたそうです。
そごう店で提供されている「サステナブル シーザーサラダ」(ハーフ1080円、レギュラー1880円)は、その日の農家からの仕入れによって野菜の内容が変わります。 取材当日は、サツマイモ、ソフトケール、ラディッシュなど5種類。さらに、北イタリア産グラナパダーノの樽型チーズをテーブルの横で削ってサラダの上に山盛りのせてくれます! 削り立ての香りが立ったふんわりとしたチーズが新鮮なサラダの味を引き立てます。
モチモチ食感のピザはボリューム満点
そしてぜひ味わっていただきたいパスタが、「絆のボロネーゼ トリュフの香り」(単品1880円)。ローマ教皇にも提供した一品です。牛すじ肉がゴロゴロ入っており、口に入れるとトリュフの芳醇な香りが広がります。ビーフシチューのような濃厚な味わいで、残ったソースをパンにつけて食べるのがおすすめ! 店のスタッフによると、ツウのお客さまは、シーザーサラダで提供されるチーズをボロネーゼにものせて食べるのだとか。塩味が加わり味変になるそうです。 また、500度の石窯で焼き上げる本格ナポリピザも人気です。自家製生地は、保存料や添加物を使用せず、モチモチ食感。「イタリア産生ハムと半熟卵のビスマルクピッツァ」(2380円)は、生ハムのハモンセラーノや半熟卵、たっぷりのグラナパダーノチーズなどの、塩味と甘味がほど良く調和して、思わず拍手するぐらい美味しかったです。 ボリュームもあるのでお腹も十二分に満足でした!