76歳男性 現金3600万円余だまし取られる/埼玉県
10月、さいたま市緑区に住む76歳の男性が、警察官や検察官を名乗る男からのうその電話を信じて、現金3600万円余りをだまし取られていたことが分かりました。 警察によりますと、男性は10月、警察官や検察官を名乗る男から電話を受けたということです。 内容は、「投資詐欺事件の犯人が『あなたに指示されて、キャッシュカードと50万円を渡した』と話している」、「犯人として捜査していて、身の潔白を証明するために全財産を確認する必要がある」といったものでした。 男性は指示を受けて、ネット口座を開設し、4回にわたって、現金3600万円余りを指定された口座に振り込んでしまったということです。 警察は、警察官などを名乗って金銭を求めてきた場合は特殊詐欺を疑い、相手の指示には従わずに警察や家族に相談してほしいと呼びかけています。