女性死亡…車にはねられる 夕方の横断歩道で 片側1車線で信号機なし 救護されず病院で息を引き取る 防カメにナンバーが写り、去った運転手を逮捕 友人を迎えに行く途中だった無職48歳
埼玉県志木市本町の県道で1日、横断歩道を渡っていた女性がはねられて死亡したひき逃げ事件で、県警交通捜査課と朝霞署は3日、自動車運転処罰法違反(無免許過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、富士見市貝塚1丁目、無職の男(48)を逮捕した。 女性死亡…はねた猛スピード飲酒女、遺族に謝罪せず 懲役8年に…無職、無車検、無保険、無資産で賠償せず
逮捕容疑は1日午後6時半ごろ、志木市本町5丁目の県道で無免許で軽ワゴン車を運転し、横断歩道を渡っていた東京都小平市の医療相談員の女性(62)をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑い。「歩行者とぶつかる事故を起こし、その場から逃げた」と容疑を認めているという。 同課によると、現場は幅約6メートル、片側1車線の直線道路。横断歩道に信号機はなかった。周辺の防犯カメラに男の車のナンバーが写っていた。男は運転免許証を更新せずに失効しており、友人を迎えに行く途中だったという。 ■片側1車線で信号機なし(以下、初報記事) 1日午後6時半ごろ、志木市本町5丁目の県道で、横断歩道を横断中の東京都小平市天神町4丁目、女性(62)が、車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。車はその場から逃走しており、朝霞署はひき逃げ事件とみて捜査している。 同署によると、現場は片側1車線で、信号はなかった。車はさいたま市方面から走行してきたという。