ウェストハム戦に先発した遠藤航に対する現地メディアの称賛が止まらない 「スロットが完全に間違っていることを証明した」
今季公式戦初スタメンで躍動
25日(現地時間)に行われたウェストハムとのカラバオカップ3回戦に先発出場したリヴァプールの遠藤航に対して、現地メディアは高評価を下している。 [映像]カラバオカップ3回戦 リヴァプール対ウェストハム ハイライト アルネ・スロット監督のもとで今季初めて公式戦でスターティングメンバーに名を連ねた遠藤は、序盤に自陣ゴール前でのクリアボールがDFジャレル・クアンサーに当たってそのままオウンゴールとなってしまう不運があったものの、それ以外は攻撃では繋ぎ役、守備ではピンチの芽を摘む潰し役として奮闘。82分にベンチに下がるまで持ち味を存分に発揮した。 こうした遠藤の活躍について、リヴァプールの地元メディア『ROUSING THE KOP』は、「リヴァプールの選手は、スロットが完全に間違っていることを証明した」と題した記事の中でウェストハム戦での遠藤のパフォーマンスを称賛している。 「このシュツットガルトからやって来た男は、ボール保持の場面で47本中44本のパスを成功させるという非常に良い数値を残し、リヴァプールにとってチャンスとも言える場面も1度作り出した。他にもタックル成功1回、クリア1回、インターセプト2回を記録し、スロットが非常に重要しているデュエルでも12回中5回勝利という悪くない数字だった」 「ワタルは、直ちにレギュラーポジションをめぐってライアン・グラフェンベルフやアレクシス・マクアリスターに挑戦するような存在になることはないだろう。しかし彼は今週水曜日に目印を置き、そして彼のことを早々に見限ったスロットが間違っていたことを示した」 今後、リヴァプールは28日にウルヴァーハンプトン戦、10月2日にボローニャ戦、同5日にクリスタルパレス戦と中2日もしくは3日での連戦が続く。これまでのような固定メンバーでの戦いは難しい状況となるため、ウェストハム戦でアピールに成功した遠藤にも出場機会が回って来る可能性は十分にありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部