【居心地のいいラウンジチェア】重厚感と威厳ある佇まい。巨匠アアルトの「タンク(戦車)」
たった一脚でも、住まいを洗練の空間へと昇華させてくれる「名作」と呼ばれる美しき椅子。今回は読書に映画鑑賞と、ひとり時間に充足感もたらすラウンジチェアの名作を厳選紹介 【写真】居心地のいいラウンジチェア5選
アルヴァ・アアルトの 「アームチェア 400 タンク」
どっしりと重厚で威厳ある佇まいから、「タンク(戦車)」の愛称で親しまれている「アームチェア 400 タンク」。1936年、アルヴァ・アアルトがミラノトリエンナーレの展示のためにデザインしたもので、カンチレバー(片持ち梁)型の木製フレームと厚みのある低めの座面が特徴だ。 同じ方向に揃えて合板にし、従来の合板よりも頑丈かつ無垢材のような美しい仕上がりを叶える技術「ラメラ曲げ木」によって、滑らかに曲げられた太く厚みのあるフレームは、腰掛けると柔らかくしなり、体を優しく受け止めてくれる。張り地は、無地のファブリックやレザー、ゼブラ柄のファブリックと、豊富な素材とカラーからセレクト可能。フレームもナチュラル、ウォルナット、ブラックなどから選択できる。
「アームチェア 400 タンク」¥854,700/アルテック アルテック TEL. 0120-610-599 BY EMI ARITA