【フィギュア】GPファイナル女子 世界女王・坂本花織 悲願の初優勝へ“3度目の正直”なるか
12月7日からフィギュアスケート世界一を決める「グランプリファイナル」が中国・北京で開幕します。今年10月から行われたグランプリシリーズの結果を受けて男女各6選手が出場、日本からは男女とも3選手ずつが出場することになりました。 【画像】GPシリーズを連勝した坂本花織選手 女子注目は坂本花織選手。2021年・22年と全日本選手権を連覇し国内では敵なしの坂本選手は22年・23年の世界選手権で金メダルに輝き、現在の世界女王に君臨しています。 今季はジャパンオープンのフリーで国際スケート連盟(ISU)非公認ながらも149.59点をマーク。グランプリシリーズ第2戦のカナダ大会でも151.00点で2位と大差をつけて優勝するなどその強さを見せています。また5戦目のフィンランド大会も制覇して、2年連続3回目となるグランプリファイナルへの切符をつかみました。 過去2度の出場経験がある坂本選手ですが、いずれも表彰台に立ったことはなく、世界女王で迎える今大会で“3度目の正直”となる初優勝を狙います。 その他日本選手は吉田陽菜選手と住吉りをん選手が出場します。吉田選手はグランプリシリーズ第1戦のスケートアメリカ4位、第4戦の中国杯で優勝をしてグランプリファイナル進出、住吉選手も第3戦のフランス大会、第5戦フィンランド大会で表彰台に立ち、グランプリファイナル初出場となりました。 グランプリファイナルの女子ショートプログラムは12月8日、フリーは9日に行われます。