メルカリや楽天ラクマでは福袋の販売は規約違反!? でも売られているのはどういうこと?
新年の楽しみのひとつ福袋。さまざまなものが詰まっているため、残念ながら好みではないものが入っていることもあります。 【解説資料3枚】「福袋」を禁止されているフリマアプリ… 出品・販売できるものもあるワケを要約でサクッとみる しかし、売ってそれなりの金額になることがあるため、不用品の売却を含めて「あたりだった」「残念だった」と話題になることも。 そんな福袋ですが、多くのフリマアプリでは販売を禁止されています。一方で、それなりに販売されているのはナゼ? ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「福袋」の販売が禁止されている理由
お正月によく販売される「福袋」自体は、切手などのようにマネーロンダリングに使われるリスクは極めて低いです。にもかかわらず、禁止されているのはトラブルが原因。 例えばメルカリでは、禁止出品物の欄に「出品商品の内容から何が購入できるのか不明瞭な場合、削除の対象となることがあります」という説明を入れています。 また、楽天ラクマでは商品説明文等に「何が入るかは分かりません」「中身はランダムです」といった記載をすることを禁止。中身の分からない福袋や、画像で内容を確認できないオリジナル福袋の出品を不可としています。
結論、中身が分かればOK
フリマアプリでは、たびたびジャンク品の定義が人によって違うことでトラブルが起きています。中身が不透明な福袋も、トラブルのリスクが非常に高いと考えられます。 メルカリや楽天ラクマなど、福袋を禁止する多くのフリマアプリでは、中身の透明性が保たれていれば問題ありません。 商品の中身を説明文にきちんと明記したり、商品の状態をすべて写真に収めたりすることで、出品・販売することができます。
フリマアプリでよくあるトラブルを整理
福袋の出品をする際には、ぜひ以下の点に注意してみてください。 ・福袋の紙袋はつくのか ・開封はしたのか、中身を確認したレベルなのか ・試着などはしたのか ・売却するものは何点で、状態はどのようであるか ・どのような梱包をして送るのか ブランド品の紙袋ひとつでも売買がされているほど、紙袋に価値を見出したり有無を重要視したりする人もいます。 「持ち帰りの際にすこしシワが入ってしまった」なども含めて説明を入れておくのが無難です。
参考資料
・メルカリ「商品の内容が不明瞭な詰め合わせ、セット商品(禁止されている出品物)」 ・楽天ラクマ「福袋の出品に関する注意点」
青木 絵莉華