平穏な1年に願い込め 兵庫県内各地の神社や寺、初詣客でにぎわう
新年を迎えた1日、兵庫県内各地の神社や寺は朝から初詣客でにぎわった。昨年は元日に能登半島地震が発生したこともあり、訪れた家族連れや学生らが、平穏な1年になることを願い静かに手を合わせた。 【写真】参拝の後に縁起物を買い求める初詣客 神戸市中央区の湊川神社では、今年の干支「巳」を描いた巨大絵馬が本殿前に飾られ、境内は参拝客らでいっぱいに。同市内では、生田神社(中央区)や長田神社(長田区)などもにぎわった。 同市兵庫区の男児(8)と弟(6)は両親と家族4人で訪れた。昨年は男児が大きな病気をして入院したといい「今年はずっと笑顔で過ごせますように」と家族みんなで祈った。 毎年、夫婦でお参りしているという同市長田区の男性(59)と妻(59)「今年も一歩ずつ無事に歩んで行きたい」と話した。(大高 碧)