ビキニは7人が出場 ジュニア世代にますます広がるフィットネスの波
8月25日に東京で開催された「オールジャパン・ジュニア・フィットネス・チャンピオンシップス2024」には、高校生も含め、23歳以下のフィットネス競技の選手たちが、国内トップの座をかけて熱い戦いを展開した。 【フォト】ビキニフィットネス&メンズフィジーク全選手ソロショット メンズフィジークは、昨年同様に172cm以下/超級の2階級に分かれて競技を実施。以下級では、昨年覇者であり世界大会でも活躍した浦川天聖が連覇を達成するかと思われたが、そんな下馬評を覆して國吉七琉が金メダルを獲得。7人の審査員のうち、5人が1位票を投票する完勝であった。 また、172cm超級では日本体育大学の石山檀が優勝し、連覇達成となった。昨年はオーバーオール戦では敗れ、他大会を含めて6度目の準優勝を経験する悔しさを味わったが、その後は全日本学生フィジーク選手権で優勝、そして今大会ではオーバーオール優勝を果たし、“勝ち切る男”へと進化した。 女子競技のビキニフィットネスは、昨年に続いて7人が出場。2022年大会では出場者が2人のみとこの世代の競技人口は少なかったが、徐々に広がりを見せているようだ。結果は、昨年2位で悔し涙を飲んだ18歳・小池星蓮がリベンジ達成。昨年よりグレードアップ姿をステージで披露した。
9月末には一般部の階級別選手権「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス2024」が開催されることになっており、大人の戦いに挑む者も多くいるだろう。若い世代の躍動に期待したい。
文・写真/木村雄大