40歳・ラウンジ経営者が健康美コンテスト優勝 同伴のときが一番つらい?
10月6日、神戸芸術センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2024ジャンル別・職業別西日本大会』のグラマー部門で、松本志穂里(まつもと・しおり/40)さんがグランプリを受賞した。 【写真】松本志穂里さんのグラマーボディ
「こんな身体で出て大丈夫かな?」 ベストボディに初出場で、何もわからず不安だったという松本さん。以前、他団体のボディコンテストに出たことがあったそうだ。 「モノキニを着たくてコンテストに出たのですが、自分の身体はモノキニのカテゴリーには合わないことがわかりました」 松本さんは、大阪・北新地でラウンジ(北新地Larum)の経営を始めて3年になる。 「ラウンジをオープンしたので、食事制限も難しく、もう大会に出ることはないだろうと思っていました。でも、ベストボディ・ジャパンで日本一になった方とお会いすることがあり、『出てみたら?』と勧められてその気になりました」 接客業という職業柄もあり、以前から身体づくりには関心があった。 「自宅にジムがあるので、そこで毎日ウォーキングをしています。筋トレはパーソナルジムで週3~4回、加圧トレーニングは週1、ホットヨガは週5で行っております。その他、ポージングレッスン、エステ、姿勢改善のための整骨院も行きます。身体づくりには1日2時間~3時間ほど時間をかけています」 「同伴のときに食事を控えないといけないことが、一番つらいところです」と松本さんは言う。 「ストレスを溜めないように、いつも穏やかでいることも努力しております」 ベストボディ初出場で不安だったが、控え室でその気持ちは一変した。 「控え室で服を着替えたとき、みなさんに『キャー!ナイスボディ!』と言っていただけたことが励みになり、ステージを笑顔で終えることができました」 控え室では「誰もが羨む魅惑のボディ」とも言われたそうだ。 「表彰式でサッシュをいただくとき、審査員の方に『きれいでした、出てくださってありがとうございました』と優しく声をかけていただいたことがとてもうれしかったです」
部門に相応しい身体で評価された松本さん。ベストボディ・ジャパンのインスタグラムで、見逃し配信の告知投稿に松本さんの写真が使われたことも、今後の取り組みの励みになったようだ。 「今回はグラマー部門でグランプリでしたが、ベストボディ部門ではまだまだ努力が必要です。いつかベストボディ部門で日本大会ベスト10に入れるような選手になれることを目標に頑張ります」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁