【箱根駅伝】東京国際大のエティーリが区間新記録 1時間5分31秒の好タイムに笑顔…12人抜きは歴代6位タイ
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路(2日、東京・大手町読売新聞東京本社前-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場入り口=5区間107・5キロ) 東京国際大のケニア出身のリチャード・エティーリ(2年)が2区で12人抜きで区間新記録を獲得する快走をみせた。 14位でタスキを受けると驚異的なペースを刻み一気に追い上げて駒大との2位争いを演じ、16キロ過ぎのくだり坂では駒大のエース、篠原倖太朗(4年)を引き離しにかかるなど、“花の2区で”圧倒的な存在感をみせつけた。インタビューには「ベリータフ」と英語で答え、苦しいレースだったことを明かしたが、1時間5分31秒の区間新記録をスワヒリ語で祝福されると笑顔を見せた。 これまでの2区区間記録は2021年大会でイェゴン・ヴィンセント(現Honda)がマークした1時間5分49秒。12人抜きは歴代6位タイの好記録となった。
報知新聞社